輝く日々 輝く日々

輝く日々

暑くもなく、涼しくもない。
スウェーデンの夏が、ゆっくりとやってきた。

陽差しはやわらかく、風は少しひんやりとしている。

道沿いの草地は新しい緑に覆われ、冬の名残のような枯れ色を静かに隠していく。
芽吹いたばかりの若葉が、陽の光を受けてほのかに輝いている。
白い雲が、枝先の向こうをゆっくりと流れていく。

道の両脇のブルーベリーも、淡い緑を帯びはじめ、風にやさしく揺れている。
高く伸びた松のあいだでは、若緑と深い緑が静かに混ざり合っている。
頭上の電線は、そのまま遠くまで続いていた。

青い空に流れる白い雲だけは、いつまでも心のどこかに残っている。